今回は、我が家で初めてのオイルランタンを購入したので、その使い方と感想などをご紹介します!
- ヒュアハンドランタンとは?
- ヒュアハンドランタンの特徴
- ヒュアハンドを選んだ理由
- いざ開封!
- ヒュアハンドランタンの使い方
①ウィック(芯)をカットしよう
②燃料を入れよう
③準備が出来たら点火してみよう
④火力の調整をしよう
⑤消火する時は… - 使ってみた感想
- まとめ
ヒュアハンドランタンとは?
ドイツで産まれた「ヒュアハンド社」というランタンメーカーの灯油ランタンです。雨風にも強いため「ハリケーンランタン」とも呼ばれています。
100年以上ずっと変わらないシンプルなデザインで多くのキャンパーから支持されています。
ヒュアハンドランタンの特徴
燃料がしみ込んだ芯(ウィック)が燃えることによって温まった空気が上昇し、両側のパイプから空気が芯の廻りに送り込まれて燃焼を促進させる仕組みになっているみたいです。
主なスペックをまとめてみました。
本体サイズ | Φ16cm×高さ26cm |
重さ | 520g |
タンク容量 | 340ml |
燃料 | 灯油またはパラフィンオイル |
明るさ | 5W 相当(4分芯 12mm) |
燃焼時間 | 約20時間 |
カラーバリエーションが豊富なので、まず何色にしようか迷います。
そして何といってもこのデザインがレトロな感じでカッコイイです!
キャンプで使うだけでなく、インテリアとして部屋に飾っておいてもおしゃれですね。
なんでもない時でも、何か火を灯してみたい…そんな気分にさせてくれるランタンです。
ヒュアハンドを選んだ理由
焚火とかする時に、さりげなく明かりを灯してくれる雰囲気の良いランタンがひとつは欲しいなぁと思っていました。
ハリケーンランタンはいろんなアウトドアメーカーから出ていて、値段も千円台~数千円するものまでピンキリで、どれが良いのか結構迷いました。
あんまり安いのも心配だし、オイルランタン自体が初めてなので、取り敢えず定番なところで、ヒュアハンドとデイツというメーカーに絞りました。
どちらも歴史のあるランタンメーカーです。
デイツもいい感じだな~と思ったんですが、造りがちょっと雑…というレビューがチラホラあったのと、サイズが結構大きいので場所を取るんじゃないかということで、ヒュアハンドにしました!
でも、デイツもホント、良いんですよね~。
黒金とか最高にカッコイイんです!欲しい…(笑) …物欲が止まらんわい…
いざ開封!
色はジェットブラックにしました。艶ありです。
購入後に気が付いたんですが、マットブラックって色もあるみたいですね。
マットブラックにすれば良かったかなぁ~💧でもカッコイイからイっか!
今回はランタン本体とMURAEIのレインボーオイルも一緒に購入しました。
燃料は灯油も使えますが、灯油は煤(すす)が出やすくホヤガラスが汚れやすいのと、石油臭さが気になりそうだったので、オイルにしました。
また、オイルは引火点が98°と高く、揮発性が低いので引火しにくく安全です。
屋内でも使えるし、火を消した時にミント?ハーブ?の香りがほんのりします。
爽やかサワデ~♪(*´▽`*)
防虫効果もあるみたいなので、蚊に刺されやすいオイラとしては期待大ですな♪
ヒュアハンドランタンの使い方
①ウィック(芯)をカットしよう
ウィック(芯)は最初からセットされていますが、ほつれてボサボサしていますので、一旦取り外して形を整えましす。
そうすることによって、炎の形が偏らずきれいになります。
ウィックを取り外すために、まずはホヤガラスを外します。
▼キャリングハンドル(取手)を持ちながら上部のトップリングに指をかけ、上に引き上げます。
体力測定とかで、握力系を握るような感じです。
▼ホヤガラス部分がフリーになるので、後ろ側(注油口キャップと反対側)へ倒します。(注油口キャップ側へは倒れません)
この時、ホヤガラスを押さえてないと落ちるんじゃないかと心配になりますが、カバーの中にしっかり収まっているので、簡単には落ちないようになってるみたいですね。(でも念のため外しておきます)
▼火力調整ハンドルをつまんで、左(時計回り)へスライドさせるとバーナーセットが外れます。
画像の時はすでに一回使用した後なので、ウィックが焦げてます。使っていて先端が焦げてきたら再びカットしましょう。
▼ウィックの両端を画像のようにカットします。ハサミで簡単に切れます。
ウィックがカット出来たら、先程と逆の手順で元に戻しましょう。
②燃料を入れよう
▼続いて燃料キャップを外してタンクへ燃料を入れましょう。漏斗があると便利かと思いますが、無くても大丈夫です。
ただし灯油を使った場合、こぼれると臭いので注意して下さい。
燃料は目いっぱい入れない方が良いみたいですね。満タンに入れた状態で持ち運んで本体が傾いてしまうと燃料が漏れてしまうので。
使う分だけ入れて、出来るだけ使いきった方が良いでしょう。
燃料を入れたら、ウィックにしみ込むまで待ちます。15~20分くらい待てば十分かと思いますが、待ち過ぎてもどうということはありません。
③準備が出来たら点火してみよう
▼向かって左側にあるレバー(シリンダーハンドル)を下げてホヤガラスを上に持ち上げます。
ちょっと固いので力が要るかもしれませんが、切欠き部分にシリンダーハンドルを引っ掛けます。引っ掛けたら手を放しても落ちてきません。
▼ホヤガラスが持ち上がると隙間からウィックが見えるので、チャッカマンなどで火を点けましょう!
▼無事に火が灯ったらシリンダーハンドルを戻します。シリンダーハンドルが固く、なかなか戻せなくて最初は焦りました💧
④火力の調整をしよう
火力調整ハンドルを廻して炎の強さを調整します。
ハンドルを時計回りに回すとウィックが上に出て炎が強くなり、反対に回すとウィックが引っ込み、炎が弱くなります。
炎の高さは、1.5~2cmくらいになるのが良いとされています。
ウィックを出し過ぎるとススが出やすくなり、少なすぎると炎がチラつくなどの症状が出てしまいますが、この辺はあまり神経質にならず、お好みで良いと思います!
⑤消火する時は…
消火する時は、ウィックを下げていくと火が消えます。
消火出来たか分からない時は、ウィックを再度上げてみて下さい。
火が消えていれば消火出来ています。
ウィックを下げ過ぎると燃料タンクの中に落ちてしまいます。
心配な方はホヤガラスを持ち上げて息を吹きかけても消せますので、どちらでもやりやすい方でOKです。
使ってみた感想
家の庭で少し使ってみました。想像通りというよりそれ以上に暗かったです(笑)
写真や画像で見ると結構明るく見えますが、実際はもう少し暗いです。
なので、メインで使うというよりもサブ的な役割で使った方が良いですね。
初めて使うときは、芯をカットしたり、芯に燃料をしみ込ませたり、意外と手間が掛かるかもしれません。
燃料は、初めて使うなら灯油よりもオイルの方が匂いも良いし安全なのでオイルにして良かったです。灯油はいつでも手に入りますし。
ガスランタンのような燃焼音は全くありませんのでテーブルに置いといても静かですね。
そして何と言っても雰囲気が最高です!見た目もオシャレなので、写真をたくさん取りたくなりますね!
まとめ
今回はヒュアハンドランタンの使い方をご紹介しました。
LEDランタンのような手軽さと明るさはありませんが、本物の火の灯りは暖かみがあり癒されます。
主張しすぎない柔らかくさりげない灯りを是非楽しんでみてはいかがでしょうか。